シートヒーターは付けるべきか

「シートヒーターの特徴とは」
シートヒーターと言えば、高級車や特殊な車両に付いているイメージがありますが、現在では大衆車や軽自動車にも搭載され始めています。
シートヒーターというのは簡単に説明すると、シートの内部から電気で身体を温める装置です。
構造的には単純な装備で、シートの中に通電させることで電熱線が発熱し、その結果お尻や背中を温めることができるというものです。
熱し過ぎて身体に火傷をするようなことがないように、温度調節機能がついています。

「シートヒーターのメリット」
シートヒーターは運転する人の身体を温めるだけでなく車内の乾燥を防ぎますから、乾燥による肌や喉の悪い影響を防いでくれるといった効果があります。
また、エアコンと違って短時間で温めることが出来ます。
それにシートヒーターは初めから付けられている装備だけでなく、後付けが可能です。
一度付けて使ってしまうとなかなか止められないというように、シートヒーターの効果は大きなものですが、その理由のひとつに寒い冬場でも素早く身体を温めてくれるというメリットがあるからです。
一般的なカーエアコンだと、まず温まった空気が車内に吹きだして室内を温め、それから身体が温まるといった感じになってしまいますが、シートヒーターでは直接身体に熱が伝わるため素早く身体が温まることが実感できるのです。
また、エアコンで暖房を使う場合、冬場での乾燥が更に乾燥してしまいがちですが、シートヒーターを使うことでエアコンは補助的に使うといった程度でもよく、乾燥による肌への悪影響を緩和する効果もあります。
お肌が気になる女性はもちろん、冷え性の女性にもシートヒーターは強い味方になるでしょう。

「シートヒーターは後付けできるのか」
シートヒーターは純正品以外でも、カー用品店などで多種類のシートヒーターが販売され後付けができるようになっています。
シートカバーを取り換えるような感覚で後付けができますが、車のシートの内部にヒーターがあるとシートごと全部交換しなければならないといったケースもあります。
後付けのシートヒーターを付けるときは、シートカバーの内側にヒーターがあるタイプならだいたい取り付けが可能です。

「シートヒーターと付けると燃費はよくなるか」
更にシートヒーターを付けることで燃費が良くなるといいますが、本当でしょうか。
カーエアコンではコンプレッサーを使いますから、どうしてもエンジンのパワーをロスしてしまいます。
理論的には、カーエアコンのヒーターを使うより燃費が良くなりそうですが、そもそも暖房を使う場合はカーエアコンを使わなくてもエンジンの熱を利用した暖房機能が備わっていますから、それほど燃費の差というのはないはずです。
カーエアコンをオフ状態にして、暖房をつければ燃費にはほとんど影響が出ないわけです。
以前のカーエアコンが普及し始めた頃では、カーエアコンを付けるか付けないかで燃費の差が歴然としていましたが、現在ではむしろカーエアコンを入れっぱなしの方が頻繁に入り切りするよりも燃費がよくなるケースもあります。
暖房中にカーエアコンをオンにするのは、外気との温度差などで窓ガラスが曇る場合でしょう。
結論としては、シートヒーターを使うと燃費がよくなるとは言い切れないということです。

「後付けシートヒーターの例」
後付けとシートヒーターには、簡単に取り付けができ最高温度が65℃まで無段階調整ができ、30秒ほどで背中からお尻が暖かくなるといったものもあります。
だいたいがシガレット電源で使用するため、不必要な夏場では取り外しも簡単にできます。
それからメーカーによっては、後部座席用のシートヒーターもありますから、後部座席に人を乗せる機会が多い方におすすめです。
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